釜山旅行記

 

★9月 5日 (木) 一日目

 

つ、ついにこの日がやってきました。う、嬉しい…。

しかも会社休んで来てるってところが、嬉しさ100倍。

出発前に寿家のお酒をミン君のお土産に買って、ついでにお昼を食べようということになったが、

他の皆が遅れた為、待ちきれなくなって一杯やっちまいまいした。

しかも、お通しも出してくれて、リッキーさんがおまけに天ぷらも出してくれた。

ちょうど天ぷら食べたいって思ってた時だったので、すごくびっくり!

中澤、読まれ過ぎ…。

ビールは冷たいし、天ぷらは旨いし、あーもういい気分。あれ?何しに来たんだっけ?

そうこうしてるうちに、斉藤さんも、沼田さんもキムキムも来て、一気に酒盛りムード。

完璧に夜モード

(この人達何杯も飲んでるけど、いつもと目的が違うってこと分かってんのかな?)

ちょっと心配になる中澤。

 

後ろ髪引かれる思いで寿家を後にし、成田空港に16時頃着いて岩崎夫妻と合流。

よーし、これで全員揃ったぞ!

今回は時間の都合上、ノースウェスト航空を利用。

第一ターミナルの28番ゲートから、バスで飛行機の場所まで向かった。

すぐ着くと思ったのに、すんごい遠い。

「もう空港の外に出ちゃうんじゃねーか?」

と思い始めた頃、空港の端っこ、まるで空き地のような空間に、

古〜い、ちっちゃ〜い飛行機の姿が…。

異様な不安感がバスの中に充満したのは気のせいだろうか?

乗客全員に不思議な一体感が生まれた瞬間だった。

しかし、みんなの、「まさか、あれじゃないよね?神様、違うと言って。」という祈りを無視して、

バスはその小さな飛行機の前で止まった。

「これ。飛ぶの?」

と言いたくなるような姿だったが、その「A320型」は148人乗りの中型程度。

いつもジャンボジェット機に乗っている私達には、ひどく小さく見えただけのこと。

プロペラ機では無かっただけ、まあ良しとしよう。

機内食は、のり巻きと稲荷寿司だった。あまりにもまずそうだったので、写真をとってしまった。

味は………、まずかった………。

 

釜山の空港に着くと、ミン君が迎えに来てくれた!感動の再会!

ミン君と一緒に車で来てくれたのは、劇愛の会長さんの「チェさん」

私達はこの方に4日間ずっとお世話になったのだった。

まだ、日本語はよく分からないと言いつつも、とっても上手。

発音がはっきりしていて、とても聞きやすい。日本語の才能があるのか、あるいは

とても勉強熱心な人なのだろう。

後に彼が「長野さん」であることに、この時は知る由も無かった私達だった。

 

ミン君の車には、岩崎さん夫妻、沼田さん。

チェさんの車には、斉藤さん、キムキム、中澤。

チェさんの車を先頭に、まずは大学へ。

しかし、少し行った所の信号で、ミン君が追いつくのを待っても、全然来ない。

どうしたんだろう?と思っていると、チェさんの携帯に電話。ミン君だ。

もちろんハングル語なので、何を言っているか分からないが、「$*%&!!?」という

びっくりしたような話し方から、ミン君が道を間違えたことを濃厚に感じとる3人。

チェさん「さっきの信号を、右に行くのを、左に行ってしまったそうです。」

ああ、やっぱり…。ミン君らしいね。

 

みんな無事に大学に着き、少し劇愛の練習を見させてもらった。

あれ?これって…、わあ!TPのメンバーの話しだ!

みんあ実名で出てる!あ!!チェさんが長野さんの役を!

リハーサルで長野さん役を演じるチェさん

すっご〜い!面白そう〜!

明日を楽しみにしながら、いざホテルへ…。

ついた場所は…。えっと、これは…、 ラブホテル ですね?

しかも、3部屋とってあるということは……・、

私とキムキム、岩崎夫妻は全然かまわないが……、斉藤さんと、沼田さんは?

この円形のダブルベット、しかもウォーターベットで、抱き合って寝るの…?

面白すぎる!ミン君、初日から楽しませてくれました。

結局は、4部屋とって、斉藤さんと沼ちゃんは一人ずつ泊まったんだけど、

ちょっと見たかったな。<男同士のダブルベット>

 

   ヌマタイガー一口メモ(以降青字はヌマタイガーのコメントだよ!)

   ・いやぁ!「モーテル」に泊まるってのは行く前からミン君から聞いていたんだけど、

    韓国ではもっと汎用的なものなのかなって浅はかな考えでしたぁ。行ってみたら

    んな訳無かった。先に着いた中澤おかみ嬢??に温水ウォーターベットの使い方

    をレクチャーしてもらい、いやぁぁ、快適な就寝でした。(しかしこの時ヌマタ

    イガーはこれ以上の快適な寝方を明日経験できるなんて知る由もなかった。)

 

この日は、もう遅かったけど、沼田さんの部屋で1時まで飲んで、

部屋に帰って、2時頃寝た。

ダブルベットに座って微笑む、男4人


しかし、まさかこの初日が釜山での最も早い就寝時間になろうとは夢にも思わなかった。


ちゅぎへ行きまちゅよ!