釜山旅行記
★9月
6日 (金) 二日目
朝8時起床。9時にホテル下に集合して、大学へ。
この日も朝早くからチェさんが迎えに来てくれました。
大学の7階にある講堂は、すごく広くてなんと
800席!
こーんな感じでした。うわわわ!
昨夜も見たけど、あらためてビビるきむきむ。大丈夫、頑張れ。
次々に運ばれる重い機材と楽器。しかし、エレベーターが無い為、男性陣が階段を数回
も往復して運ぶ。まだライブ始まってないのに汗だく。頑張れー。
運ばれた機材を見てびっくり。音響設備も照明も今まで無かったくらいに大掛かりで
ほんとのコンサートみたい。
スポットライトだのスモークだの、こりゃ大舞台だ。楽しみぃ〜。
(ステージの様子は「LIVE模様」のページを見て下さい)
まず始まる前に出来るだけお客さんを呼ばなければならない。
ということで私達も宣伝に付いていくことに。
沼田さんと一緒に行った先は、日本語学科の講義をやっている教室。
ヌマタイガーの一口メモ
・そうそう、そこって15階の高さにあって、そこまで石段を登っていかないと辿り
着けないんだよ。釜山外大の方も最初は大変だったらしいけど、「今はもう慣れた
って」諦めていた。中澤嬢とヌマタイガーはやはり途中で疲れちゃって「うーーー
ん、なんてファンタスティック!!」...と意味の解らないことをほざきながら
登っていったとさ。
先生は日本人だったのだが、これがすんごいスレンダーで奇麗な人なんだ。
しかも後で聞いたら、劇愛の顧問をしてらっしゃるそうで、中根先生といって、
打ち上げも来てくれました。
この仲根先生、女性が見ても褒めるくらいなので、男からみたらそりゃたまらん。
外大の男性学生達も目の色変えてるとか?
舞台もだいたいセッティングが終ったようだし、
「よしリハーサルしよう!」
と思ったが、キーボードは一つは全然使えないし、マイクの音は割れるし、
キムキムのキーボードの音は、途中で消えちゃうし。もう大変。
キーボードはもう一つ持ってきてもらうことにしたが、まだ全体的に音が悪い。
音響さんと片言の英語でなんとか打ち合わせしながら、マイクは別のものに変えて、
キーボードの音を大きくしてもらうように話したけど、電気の供給量が足りなくて
どうしても音量が小さくなってしまうとのこと。しかし音が聞こえないのはまずい。
ただでさえ4人しかいないのだ。とりあえず何とか電力のバランスをとりながら、音量
が下がらないように頑張ってもらうことになったが、不安だ……。
あとはミキサーとしての彼の腕にかけるしかない。
続々と集まるお客さんたち(受付にて)
そして、ついに本番。最初は劇愛の舞台から。
TPの発足と初ライブまでのノンフィクションとフィクションを混ぜながらの脚本で
それぞれのキャラクターが、忠実に再現されていてすっごく面白い。
でもさすがに岩崎(夫)さんのキャラクターは違うね。
「フレディーでーす。胸毛はないけどね!」
と言いながらシャツをはだけて見せたり、海で貝殻をひろった丹沢さんの手をとって
「美しいー!まるで丹ちゃんの瞳のようだね!」
なんて本人は絶対やらないだろう。ところで本人は?と思って見てみると
頭をかかえながら、
「やめてくれ〜。」
「俺じゃねぇ〜。」
「勘弁してくれぇ〜。」
……もう泣きそうです。
いいぞぉ〜、もっとやれー。
長野さんとかなちゃんの恋が始まっていく場面もよかったな。
デートの約束をする二人。
かなちゃん「私、行きたいところがあるの」
長野さん「どこ?」
かなちゃん「それはまだ秘密よ。じゃあハチ公の前で待ってるわ。」
くぅ〜、いいねー。二人に見せたかったよぉ〜。
長野さんとかなちゃん:デートの約束シーン
しかも劇のラストは二人の抱擁シーンで終るんだよ。いいねー。
これがもし岩崎さんだったら、もう恥かしくて気絶してるね。
劇も無事に終って、次はとうとうTPのライブだ。
本当は、カーテンコールの後に休憩をはさんでライブの予定だったが、
ミン君の機転にて、流れを断ち切らない為に、そのままライブに突入。
劇が終って、一度カーテンが閉まる。
観客の誰もが、「カーテンコールがあるのかな?」と思って待っていると、
再びカーテンが開いたそこには、本物のTwelve Positionが!
さすがミン君。天才プロデューサーだな。中澤も脱帽。
音は……?バッチリだ!!良かったぁ〜。
リハーサルの時に、口をすっぱくして言ったおかげで、キーボードの音も大丈夫だし、
きむきむがコーラスをやる場面でも、ちゃんとマイクの音量を上げてくれたし、
岩崎さんの声もちゃんときれいに響いてる。さすが、ミキサーだね。
観客は……?
すっごい盛り上がってる!私もなんだかぞくぞくしてきた。こんなライブは初めてだ。
韓国の人ってなんて正直でノリが良いんだろう。
もう最高!4人ともすっごく輝いてた。カッコ良かった。
きむきむもとってもカッコ良かったよ!
よぅ〜し!臨時カメラマン中澤も頑張るぞぉー!
斉藤さん
岩崎さん
きむきむ
そして沼田さんのベストショット!
特に、PRIDEをやった時はみんな感動してたね。
100人以上の人々の感動が、一塊の物体となって体中を突き抜けていった感じがした。
人間の感動を言葉通り肌で感じた不思議な瞬間だった。
私も自分は何もしてないのに、なんだかとっても誇らしい気分。
もう私達はみんなミン君への感謝の気持ちでいっぱいになってしまった。
こんな素晴らしい体験をさせてくれたミン君。
みんなを、全体をまとめてすごく頑張ってたミン君。
あなたは素晴らしい。
これからもずっとMarshLandの一員でいて下さい。
<それぞれの役の人と記念撮影>
斉藤=キム ミン スさん
岩崎=阿部 望さん(やっぱり黒シャツ)
沼田=イム ソン ジンさん
一番後ろ左側が木村=チェ ギュンさん
韓国美女軍団+丹ちゃん
大成功のうちに、すべてが終り、そして打ち上げへ。
劇愛の方々と一緒に、海岸が目の前にある海の家へ。
なんだかんだで、舞台が終ってから3時間が経過してしまっている為、
ビールが飲みたくて「お預け」をくっている斉藤さん、沼田さん、キムキムの3人が発狂寸前。
やばい、はやく酒持ってきてくれ!この人達が暴れださないうちに!!
やっと宴会が始まって、ここでみんなで酒を飲んだり、お菓子を食べたり、
韓国のきっつーい焼酎を飲んだり、いろいろな話しをしながら、夜が更けて行った。
海の家で丹ちゃんと丹ちゃん役のキム チュ ミーさんツーショット
手に持っているのは、韓国定番の海苔巻
もうすごいの。20歳の女の子が、一口でもむせてしまうような強い焼酎を
次々とイッキしていくのだ。
「すげぇ……。」
ふと時計を見ると3時をまわっている。
さすがに眠くなってしまったので、中澤は一足先に寝る事に。
劇愛のみんなは、海の家でゴロ寝だが、私達の為にミン君達が気を遣ってくれて
隣のホテルをとってくれた。今度は一日目の教訓をいかし<男同士のダブルベット>
にならないように、ダブル2部屋とツイン1部屋。なかなかきれいな部屋だ。
これでも1部屋6千円。ツインは7千円。1部屋の値段だよ。安い…。
部屋に戻ってシャワーを浴び終った頃に、きむきむも酔っ払って帰ってきて、
寝たのが4時すぎ。
しかし窓の下からは、まだみんなの盛り上がっている声が聞こえるのだった……。