釧路コールマイン専用鉄道


太平洋炭鉱時代に海底炭鉱からの石炭を、鉱業所から現太平洋石炭販売輸送の臨港線が乗入れる春採駅まで輸送していた610mmのナローゲージ路線。現在この専用線部分は地下ベルトコンベア化されているが、釧路コールマインの敷地内には路線が残り、部分的に稼動している。路線は独自の発電所を持ち、電化されている。

海底炭田は既に閉鎖され、2009年現在主にアジア各国への研修施設として、陸上地下にある残りの石炭を2011年まで採掘する予定となっているが、石油枯渇高騰問題により、石炭依存復活も微妙な状況となっている。

これらの状況から、日本の鉄道においては現在も極めて特殊なナローゲージやぐら式機関車や小型トロッコ貨車を多数保有している。


海底炭鉱入口付近の路線。手前に車止めが見える。

 

海底炭鉱入口付近に積まれている貨車。

 

▼釧路コールマイン敷地内部。(敷地内部では地元の方の仲介を経て許可を得て撮影。)

 

▼敷地中央部のナローゲージ踏切。

 

▼中央部から北方向、南方向の専用線。

 

▼中央部から南方向の引込み線。

 

▼架線柱の形状がそれぞれ異なっている。

 

引込み線の車止め。

 

▼東側へ分岐する引込み線とポイント部分。

 

▼撤去され、敷地内に積まれているレール。

 

▼やぐら式パンタグラフの機関車。

 

▼ケーブル敷設用車両。

 

▼モーターカーと高所作業用車両。

 

▼運搬用トロッコ。

 

▼運搬用トロッコ。木材が積まれている。

 

▼作業用車両。

 

▼作業用車両。

 

▼釧路コールマイン敷地外北側の廃線跡。

鉱業所-春採駅間の廃線跡。

 

春採選炭工場付近のループ線跡。

 

春採選炭工場。

▼炭道掘進機。炭鉱展示館で保存されている。

 

▼炭道掘進機の切削機と運転席。

 

人車。十勝支庁陸別町で保存されている。

 

運搬用トロッコと貨車。十勝支庁陸別町で保存されている。

 


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